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こんにちは、しゅっです!本日の製作は…
くるくるのパーマヘア(正式名称は多分スパイラルパーマ)を和紙で作ってみたいと思います。
オーダーは『毛先が肩甲骨あたりのロングヘアを、毛先に向かってカール強め、ゆるめのスパイラルパーマで。』みたいな感じでしょうか。
それでは早速スタートォォォ!
髪の毛を貼るために、まずはミニチュアドールの頭部・耳をこしらえます。
顔の大きさは だいたい1センチくらい。ついでに手も。
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contents
くるくるパーマ、ヘアパーツづくり
髪の毛は複数の毛束を貼り合わせて作っていくので、まずはその毛束作り。
ドール用のウェフティングを植毛していくのと同じ手順です。
材料は
・好きな色の和紙
・水
・木工用ボンド
・マチ針
和紙の種類は、そこそこ厚みがある民芸紙。
毛束1つを作るのに使うのは、適当にひし形っぽく ちぎった紙片1枚です。
これを半分に折ります。
和紙の折り目のほうが髪の根本側、細くなっているほうが毛先側になります。
水を含ませて指先で軽くねじり、毛先をまとめます。
マチ針にボンドをまんべんなく付けます。本物のパーマで髪を巻き付けるロッドの代わりがマチ針というわけです。
先に用意した湿った和紙の紙片をマチ針に巻きつけます。
巻きの強さはお好みで。
紙が含んでいる水分とマチ針につけたボンドが馴染むように指先でカールを整えていきます。ボンドが余って白っぽくなっていたら、つけ過ぎなので指で拭き取ります。
指を離してもマチ針からほどけず、しっかりとカールが作れたらそのまましばらく乾かしましょう。
いろんな長さと太さのヘアパーツ
乾燥後、カールが壊れないようにマチ針から取り外すとヘアパーツがひとつできあがり。
これがメインの太さのヘアパーツになります。
全部の毛束が同じ大きさ・太さだと不自然極まりないので、他にも太さや長さが違うヘアパーツも作っていきます。
紙片の長さはほぼ同じですが、三角形っぽい形に ちぎり、折らずにそのまま巻いています。
最初に作ったものよりも ちょい細めのヘアパーツが出来上がります。
こちらも紙片の長さはほぼ同じ5cm、幅はかなり細くちぎりました。
かな〜り細めのヘアパーツ、顔まわりに使いアクセントになるので、綺麗な巻きになるようこだわりどころです。
大きさや長さにはあまり神経質にならず、気楽に巻いてみましょう。いろいろな毛束があるほうが魅力的!?です。
ヘアパーツを頭に貼る
7割くらい頭を覆えるかな?ぐらいの数のヘアパーツができたら、今度はそれらを頭部に貼り付けていきます。
頭部の髪が生えているエリアは、あらかじめヘアパーツと同じ色の和紙を貼っておきましょう。肌の色のままだと、ヘアパーツ同士の隙間から地肌が見えてしまうことがあります。
ヘアパーツの貼り付けは、襟足から。
主に太めのヘアパーツから使っていきます。毛束の根元にボンドをつけて襟足に貼り、徐々に上へ上へと貼り進めていきます。
耳の高さくらいまで貼り終わりました。
正面や横からも毛のボリューム感をチェックしながら…
8割くらい貼り終わったところでヘアパーツがなくなってきたので、追加生産します。
ここまできたら、ちょい細め〜細めのヘアパーツを織り交ぜながら、好きなだけ盛りましょう。
ヘアパーツを貼った境目が目立つ場合は、髪用の和紙を小さくちぎり境目に貼ってカモフラージュ。こういうところは ちぎり絵っぽい。
和紙人形の髪貼り作業、ほぼ完成です。
まだ手足などを作っていないので、作業中に潰れてしまいそうな細かな毛束は、全身が完成した後に付け足します。
完成
全身&眉毛ができあがったので、総仕上げ。
髪の分け目の真ん中から生えている、おでこにちょこっとかかっているアノくるくる!あるのとないのとでは雲泥の差(笑)
眉毛もバッチリ!これで完成です。
おつかれさまでした〜。