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メルちゃんのお友達を自作、オリジナル着せ替え人形の製作の続きです。
前回の作業はこちら。
散々悩んで結局シリコンシーラントと片栗粉で複製することになったわけですが、シリコンを肌の色に着色するための顔料が次なる課題です。
健康的な肌の色を再現するならやっぱり化粧品!ということでダイソーの化粧品売り場へ。
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contents
着色するための顔料としてチークを使ってみる
選んだのはコーラルピンクのパウダーチーク。
これとシリコンシーラントと片栗粉を混ぜれば、いい感じのお肌の色になるのではないでしょうか。
早速開封し、固形のチークを粉末にしていく作業において早々に誤算に気づくことに…
チークの表面の色と、中身の色がわりと違うではありませんか。
そういえば、化粧品ってそういうものだったかな??
女子力の低さを露呈しつつ、細かく砕いて片栗粉と混ぜ合わせます。
のちに作る手足と色の濃さを合わせるために、混ぜる材料の重さの配分を決めておきました。
シリコンシーラント(白):50g
パウダーチーク※+片栗粉:50g
※パッケージに表示されている容量は2.7ml。最小単位1mgのスケールで測ったら3g。
チークと片栗粉とシリコンシーラントを混ぜる
まずはパウダーチークの粉末と片栗粉を均一になるまで混ぜます。
チークの塊があれば指で潰してできるだけ細かく。
粉が均一に混ざったら、シリコンシーラントを絞って、
ひとかたまりになるまで、コネコネこねます。
血色の良さそうなペールオレンジのお団子ができました。
頭部の型に押し付けて複製する
これを前回製作した顔面の型と後頭部の型に、隙間ができないように密着させながら詰めていきます。
最適な厚みを探るために、顔面の型のほうは1cmくらいの厚み、後頭部のほうは5mmくらいの厚みで詰めてみました。
数日後、型から取外して初対面。
『肌の色濃いな〜。』が第一印象でした。
この試作1号、はじめての試みとしてはぼちぼちの出来ではありますが、まだまだ改善の余地がありそうです。
改善点は
① 肌を色白に
淡いメイクが映えるように、ピンクの色味を抑える。
次回は、パウダーチークではなく、パウダーファンデーションを使ってやってみましょう。混ぜる量も少なめに。
② 型取り用のシリコンシーラントの色は、白か透明色
黒い型から肌色の複製品を取り出すと、複製した顔には、ところどころ薄い黒ズミのようなものが付着していました。
色移りというよりは、原型の型取りの時の黒いシーラントのこね具合が不十分だった線が濃厚ですが、最初から白か透明のシリコンシーラントで型取りすればよかったなと思いました。
③ 型の精度を上げる
複製したものを原型とを比較してみると、目・鼻・唇・右頰の部分の形がきちんと出ていませんでした。
紙粘土を詰めて検証したところ、目は原型を取ったときに、鼻・唇・右頰は複製したときにスキマができていたようです。
これを解決するには、経験値を上げるか、別の型取り方法を模索するかのいずれか。悩ましい…。
④ 顔面型と後頭部型の境目は耳後ろに
堺目が目立つので、耳の前ではなく耳の後ろに境目がくるように型を取ります。
これなら髪の毛で隠れて目立たなくなるはず。
⑤ 厚さは1cmくらい
今回は、後頭部を複製するときの厚みを5mmくらいにしましたが、数日後、その柔らかさゆえ自重で少し変形してしまいました。
重量が気になりますが、複製するときの厚さは1cmくらいないとダメかもしれません。
または、頭部の内側に骨組みを入れることも検討の余地あり。
・・・
今回の初めての複製では、いくつも問題点が出てきてしまいました。しかも難題ばかり。その上、原型の作りの粗さも気になってきて…。
3歩進んで6歩くらい下がっているような気がしなくもないけれど、失敗は成功のモト。次回もがんばります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!