小さいサイズのハトメ事情

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こんにちは、しゅっです。

今回はミニサイズのハトメのお話。

人形用の靴に使えるような小さなハトメをホームセンターや手芸店で探し回ったけど見つからない!なんてことはありませんか?

メルちゃんのスニーカーを自作し始めた頃、私は近隣のハトメを売っていそうな店舗をほうぼう探し回りましたが、5mm以下のハトメを扱っているところは一軒もみつかりませんでした。地方ゆえに見つからなかったというのもありえますが。

こんなときはドール用品専門のネットショップを利用するのがベスト。

小さいサイズのハトメを探すならネットショップがオススメ

ハンドメイドのドール用手芸用品といえば、Pb’-factoryReleaserain.JPIVORY Materials Shopを利用している人も多いのではないでしょうか。

ドール用のいろんな手芸資材があるので、ただ眺めているだけでも楽しいです。


ミニボタン4ミリ(モノトーン)

小さなボタンに興奮します

ブライスやリカちゃん用の洋服だと1〜2mmくらいの極小サイズのハトメがちょうどよい大きさですが、メルちゃんのスニーカー用となると少々小さすぎるかなあと思います。

また、ドール用品専門ショップ以外でも、レザークラフトパーツ系のお店で小さいハトメを扱っているところがあります。

サイズバリエーションが豊富なので、自分の作りたいもののサイズにぴったりのハトメを探してみてください。

ハトメのサイズの規格

ハトメの大きさは、よく「2mmのハトメ」だとか「3mmのハトメ」だとか簡略的に表現されますが、大体の場合は内径のことを指している場合が多い気がします。ただ、どこのサイズのことを指しているのかは、サイトによって違うのでよく確認したほうが良さそうです。

ハトメのサイズを指す名称もまちまちで、こんがらってしまうのでまとめてみました。

座金のない片面ハトメの部位の呼び方

ハトメの名称

別名が多い上に、注意しなければならないのは外径です。
外径という名称が二つの部位を表しているようです。ややこしいですね…

ミニチュアサイズのスニーカーならこのハトメ

私がスニーカー作りに使っているメインのハトメはこちら、内径が約2.1mm、外径が約3.9mm、高さが約3.0mmの座金のない片面のミニハトメです。真鍮素材ですが、シルバーメッキ(ニッケル)が施してあります。

スニーカーのハトメ

金具屋さん.comというショップで購入しています。

3年前に購入した3000個のハトメを使い切ったので、再度注文することに。今回はシルバーの他にアンティークゴールドも合わせて購入しました。

3色のハトメ

シールに書かれている#2.5×3は、〝足径が2.5mmで、高さが3mm〟という意味っぽいです。

キリンス仕上げというのは、酸性の薬液を使った金属の研磨方法の一種。

大きさが違う3種
左から、アンティークゴールド、ゴールド、シルバー。

なぜだかシルバーがだけが少し大きいです。

最小ロットは300個セット。3000個以上購入したい人は、公式サイトで購入すると割安になりますが、300個セットだけ購入したい場合は、Amazonで購入するのがお得です。

ハトメを取り付ける方法は3つ。

  • ハトメパンチ…4mm用より小さいものを見たことがないです。あるのかな?
  • 手打ち工具…ハンマーで叩くので大きな音がするので、集合住宅の場合は配慮を。きれいに打てるようになるまで、ある程度の修練が必要。
    ①菊割り棒
    ②丸潰し用の手打ち工具…裏面もきれいに仕上がる。
  • ハンドプレス+打ち駒…手打ち工具よりも音が静かですが高価。ハトメを大量に扱う人向け。

私は菊割り棒を使っています。

菊割り棒を使って取り付けた裏面は、画像のように菊の花のような形になります。

菊割り棒で打った裏側

丸潰し用の工具を使うと、裏面も表側同様のきれいな円形に仕上がりますが、見た目ガッツリくっついていて強度がありそうな菊割りにしています。

私が使っているのは、内径が2mm〜4mmのハトメ用。

ハトメの内径が4mm〜6mm用の菊割り棒内径0.5~1.5mm用もあるので、使いたいハトメのサイズに合うものを選びましょう。

コンクリートの床の上で1日分の新聞紙を敷いて、100均のハンマーで叩いてハトメを打っています。

菊割り棒の使い方のコツ

    一般的には、
  • 垂直に打つ。
  • 打ち始めたら、途中で棒を外したりずらしたりしない。
  • 軽い力で少しづつ数回に分けて打ちつけていく。
  • というふうに言われていますので、コツをつかむまでは基本に忠実に、とにかく練習あるのみかなと。

ミニチュアサイズの布スニーカーにハトメを打つ場合は、ハトメの径も小さく、生地にも柔軟性があるため、細めの千枚通しで穴をあけてハトメをセットしています。

レザーにハトメを打ちたい時、布でも大きめのハトメを打ちたい時は、ハトメの大きさに合った穴あけポンチも必要になりますので、お忘れなく。


インテリアやクラフトにも、アイデア次第でいろんな活用術があるハトメ。

種類が多くてハトメや道具選びに困った時の助けになれば幸いです。

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