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年末に正月飾りを作るために、米作り始めました!
今回は稲の育苗の続編です。
玄米の発芽〜種まきまでの様子と、稲作に適した土についてはこちら。
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contents
稲の苗を育てる
さて、前回5月24日に種まきをした稲の子たちは無事に根を張り成長しているでしょうか。
水やりは、毎日ではありませんが土がしっかり湿った状態をキープしていきます。
種を撒いてから3日、白かった芽が黄緑色に色づいてきました。
高さは1cmくらいです。
10日後、大きいもので高さが4cmを超えて葉が二枚に増えました。
10本中2本が途中で枯れてしまいました。リビングで育てているので日照不足はいなめません。
種まきから2週間以上経ち、大きさは5cm以上になりました。
順調に生育しているようですが、どの苗も葉先が少し枯れてきました。このまま枯れてしまわないか心配ですが、そろそろ田植えの時期。タマゴパックで育てるのも限界を感じるので思い切って田植えの準備に入ります。
バケツ稲の田植えはいつ?
一般的に本州では5〜6月に行います。
広島県北部では5月の終わりごろ、南部では6月に入ってからが田植えの時期です。
住んでいる地域の田んぼの田植えが始まったタイミングに合わせればOK。
田植えをするときの苗の大きさは?
本来は、苗の高さが12cm〜15cmほど、葉が2〜3枚に増えたくらいの大きさで田植えを行います。これは田植え機で田植えをするのに適した大きさ。
ベランダで育てる場合は、必ずしもここまで育ててから田植えをする必要はありません。そもそも室内で苗を管理しているので、12cmになるまで育てるのは、我が家では不可能そうです。
ベランダで代掻き(しろかき)をする
代掻きとは本来、田んぼに水を張って土を細かく砕き、土の表面を平らにする作業です。雑草の種を土の中に埋め込んで雑草が生えてくるのを予防したり、撒いた肥料を馴染ませて稲の成長スピードを揃えたりといろいろな役割があります。
ベランダ菜園で余ってしまった土を使っていますが、稲作に適しているかどうかは不明です。使用した土には、もともと肥料が含まれているようなので、肥料は入れません。
苗が大きくなったら土の上に水を張り、水深5cmにしたいので、土は鉢の7〜8分目くらいにしておきます。
土が多すぎると、あとで水を張れなくなってしまいます。
重た〜いホットケーキの生地のよう。
鉢の底までしっかり混ぜましょう。
表面にうっすら水が溜まるくらいのドロドロになったら、表面を平にならして代掻き完了です。
一晩かけて攪拌した土と水が落ち着くのを待ったら、明日はいよいよ(田んぼじゃないけど)田植えです!
苗を植える(田植え)
翌日、ついに小さな苗たちの念願のベランダデビューの日です。まずは、田植えのポイントを確認しておきましょう。
田植えのポイント
- 苗と苗との間隔は7〜8cm。
- バケツの端っこに植えない。フチから5㎝ほど離す。
- 2〜3本の苗をまとめて1株に。
- 2~3cmの深さに植える。
- 日当たり・風通しの良いところに置く。
これらをふまえて、いざベランダへ。
苗が5cmほどと小さいので、コンビニのスプーンを使ってタマゴパックから睡蓮鉢へ苗を植え替えてみました。
睡蓮鉢の直径はおよそ40cm、苗は8本しかないので1本ずつ適当に間隔をあけて植えることができました。
バケツは軽くて扱いやすいですが、睡蓮鉢に植えると風情があります。
稲の根は下に伸びるので、なるべく深さがあるものがよいです。鉢が小さすぎると育ちが悪くなり、大きすぎると重たくて持ち上げられなくなってしまいます。
移動したり、掃除したり、害虫対策にも。これがあるとすごく便利です。
苗が弱々しくて心許ないので、第二の策を用意することにしました。
苗が全部枯れてしまったときのことを考えて、追加で発芽させた玄米を何粒か撒いておきました。
果たして、年末に正月飾りを作るに足るだけの稲わらは収穫できるのでしょうか。
小さな苗たちと後発の発芽玄米、どうにか成長してくれることを祈るばかりです。
次回へ続く!