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こんにちは、しゅっです!
今回は、自分で作った消しゴムはんこがオリジナルのゴム印に生まれ変わるまでのお話です。
イラストはんこ製作に対応してくれるはんこ屋さんにオーダーすると、絵柄のデザインそのままにオリジナルスタンプを製作してくれます。
消しゴムはんこを、より耐久性の高い赤ゴム印や耐油性に優れた黒ゴム印に作り替えてもらうことによって、使用用途も増えるし長持ちします。
スタンプ台のいらないシャチハタタイプのはんこに作り替えてもらうことも可能です。
自作のイラストや、消しゴムはんこをちゃんとしたゴム印にしたいとお考えの人は参考にしてくださいね。
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イラストはんこをオーダーするときの共通ルール
どんなイラストでもはんこにできるのかといえばそうでもないようで、ゴム印製作上の注意事項があるようなのでチェックしてみましょう。
いろんなネットショップを調べみましたが基本的なルールはだいたい同じだったのでまとめてみました。
「このイラスト、はんこにできるのかな?」と疑問に感じたら、以下のルールに照らし合わせてみてください。
はんこを押したときのデザインを作ります。反転しておかなくても大丈夫。
手描きでも、画像データでも実寸、または実寸以上が基本です。
フォトショップなら解像度500dpi、jpgなどの画像データは画像データの場合は解像度350〜400以上がおすすめ。3倍以上大きなサイズで、解像度が低くて不鮮明なイラストはNG。
グラデーションやカラーではなく、白黒のイラスト。
カラーのイラストをモノクロにしてくれるサービスもあります。お店によって有料だったり、無料で行ってくれたりさまざまです。画像データの場合はモノクロ 2 階調で。
6〜7ポイント以上が推奨。画数が多い漢字や筆記体は7ポイント以上。
線の太さは0.2ミリ(0.56pt)以上、黒いベタ面上の白いラインは0.7pt(0.3mm)以上。
これからイラストを描くなら、鉛筆ではなくボールペンやサインペンなどのはっきりとした黒いペンが◎
イラストレーターならアウトライン必須、トンボは不要。文字やオブジェクトに〝効果〟を使用している場合は〝アピアランスを分割〟。フォトショップではレイヤー統合を忘れずに。
・・・・・
上記のルールは、イラストデータの作成においてだいたいどこのショップでも共通の同じような決まり事があるものをまとめたものです。それぞれのショップによっていくらか違う部分があります。
最終的には、実際に利用しようと思っているショップの注意事項をよくご確認ください。
消しゴムはんこ作り、挫折。
さて、ワタクシしゅっは〝のこりじる〟という名義でもハンドメイド作家活動的なことをやっています。
そんなある日、ふと思ったのです。
屋号のはんこ欲しいなー。
というわけで、さっそく消しゴムを彫って作りました。
完全に失敗ですね。はんこになると反転することを忘れるという大失態。
悔しいので再挑戦。
うまくいった!
…と思って、作品をお客様に発送するときに添えるサンキューカードなんかに押して使い続けること数年___。
消しゴムだけど意外と長持ちするなーなんて思っていたある日、重大なミスに気付きました。
もう一回はんこをご覧ください。
の・こ・り・じ・る、じゃなくて… じるのこり!!!
縦書きは右側から読むって、小1で習うやつ!
長らく恥をさらし、三度消しゴムを彫る気力も湧かなかったので、外注することにしました。
写真を撮って修正、入稿
外注するにしても、入稿するデータを修正しなくてはなりません。
まずは、真っ白い紙にキレイに消しゴムはんこを押して、スマホで真正面から写真を撮ります。撮った画像をCANVAにアップロードして、切り抜き、〝のこり〟と〝じる〟を入れ替え保存。このデータをプレビュー(Macのデフォルトのアプリ)で開き、サイズと解像度を調整し保存。この時点ではモノクロ画像ではないです。
イラストレーターもフォトショップも持っていませんが、軽微な修正なのでCANVAとプレビューで事足りました。
今回スタンプ製作をお願いするのはみんなのはんこ屋さん、ウェブショップ内で白黒に変換できる機能があります。
データをモノクロ2階調に変換して入稿しました。
ちゃんとデータが入稿できているか不安が多少ありましたが、お店がデータをチェックしてゴム印制作の可否を連絡してくれます。
2日後、赤ゴム印が届きました!
ゴム印が自宅に届く
左側が自作の消しゴムはんこ、右側がオーダーした赤ゴム印を押したもの。
インクの滲み具合のせいかな?消しゴムはんこの『こ』や『り』のハネあたりのシャープさは若干失われた印象ですが、見事にゴム印に生まれ変わりました。
1cm角の小さなゴム印ということもあって、ゴム印の値段は300円ほどです。
送料込みで900円ほどでできました。
新しく消しゴムはんこを彫れば、丸一日かかりそうなので、コスパ・タイパは良いのではないかと。
そしてこのワクワク感。
はんこが届くまでの間が楽しみで待ち遠おしく、なかなか普段のお買い物では味わえないワクワク感でした。
どこのショップも疑問点など問い合わせれば相談に乗ってくれるところが多いです。
一見難しそうですが、サポートがあればどうにかなるものです。思い切ってオリジナルのはんこをオーダーしてみてはいかがでしょうか。