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こんにちは〜、しゅっです。
今回は、シリコン素材で作る ねこのヘアゴムの作り方の後編です。
それではさっそく、ねこの顔を描いていきましょう!
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ねこの顔を描く
顔を描くのに使う材料はこちら。
- ビニール袋
- つまようじ 2本くらい
シリコンシーラントもうすめ液もニオイがきついので、換気必須です。できれば屋外で作業しましょう。
ちなみにシリコンというものは、硬化してしまうと後から絵の具を塗ったりして着色ができません。また、接着剤でシリコン同士をくっつけることもできません。
ではどうやって、ねこの目鼻を描くかというと…薄めたシリコンシーラントとつまようじを使って描きます。
シリコンはシリコンをもって制す!
①シリコンシーラントを薄める
アウトドア界隈ではテントの防水に薄めたシリコンシーラントを使う人もいるようなのでいろんなサイトを参考にしてみました。
どうやらシリコンシーラントは、ペイントうすめ液やラッカーうすめ液で薄めることができるようです。
ペイントうすめ液を使った人もいれば、ラッカーうすめ液を使った人もいらっしゃるので、どちらでも薄めることができるっぽい??
とはいえ一口にうすめ液と言っても、ペイントうすめ液とラッカーうすめ液はまったくベツモノなのです。
ペイントうすめ液とラッカーうすめ液の違い
- 灯油のような臭い
- 油性のニスやペンキを薄める
- 成分はほとんどターペン
- シンナーの臭い
- ラッカー系の塗料を薄める
- 成分は酢酸エチル・酢酸ブチル、トルエン、アルコールなど
うすめ液よりは高価で取扱に注意が必要ですが、シリコンオイルやホワイトガソリンでもシリコンシーラントを薄めることができるようです。
私が使ったのはMr.カラーのうすめ液。混ざりにくいのでしっかり混ぜましょう。
ビニール袋の角を切り取って、シリコンシーラントとうすめ液を入れて揉むと簡単に混ざります。
プリンなどの空き容器とつまようじを使って混ぜるのは難しいです。しばらく混ぜていても、分離したままでうまく混ざりません。
はちみつ〜絵の具くらいの、描きやすそうな粘度に調節してください。
②つまようじで目鼻口を描く
シリコンが手につくと、洗っても取れなくなります。作業はやりづらくなりますが、ポリ手袋をつけたほうが無難です。
まずは練習。
顔の型をとったシリコンのかたまりの裏面で試し描きをして、
いざ、本番。
描く用のつまようじ以外にもう一本つまようじを用意しておくと、シリコンがはみ出したときに拭うことができて便利です。ティッシュも準備しておくと不測の事態に役立ちます。
描けたらシリコンシーラントの硬化を待ちましょう。
③ゴムを通すところをくっつける
顔が完全に硬化したら、最後にヘアゴムを通すための穴(シャンクボタン)を取り付けます。
絞ったままのシリコンシーラントを接着剤のかわりに塗布したら、ねこ(裏側)とボタンを接着して硬化させます。
ヘアゴムを通したら、しろねこのヘアゴムの完成です。
しろねこ以外のねこの作り方
シリコンシーラントに着色をすることで、しろねこの他にクロとミケを作ってみました。
くろねこ
黒いシリコンシーラントに片栗粉を混ぜて作りました。
作り方は基本しろねこと同じ。目鼻は白いシリコンシーラントを薄めて描きました。
みけねこ
シリコンシーラントは、そもそも建築資材なのでカラーバリエーションが少ないです。せいぜい、白、黒、透明、アイボリー、グレー、ブラウンなど。とにかく地味。
シリコンは硬化させたあとに着色をすることができないので、硬化させる前に顔料を混ぜて着色します。
カラフルな色のヘアゴムに仕上げるには、白(または透明色)のシリコンシーラントに作りたい色の顔料を混ぜる必要があります。
そこで、活躍するのが固形タイプの水彩絵具。
作りたい色の固形絵の具を、ハサミの刃など硬いもので削って粉末にします。これを顔料として、片栗粉とシリコンシーラントと一緒に混ぜてこねます。
黄土色と焦茶色の絵の具を削って、それぞれの色のシリコンの練り物を作ったら、型の耳の部分に詰めます。
さらに上から白いシリコンの練り物を詰めて、最後にボタンの型押し。
硬化したら型から外しましょう。
顔の白い部分と、耳の色づけした部分は、完全にくっついているわけではありません。一旦パーツを全てバラバラにして片栗粉を洗い流します。
その後、シリコンシーラントを糊がわりにして接着。
あとは、しろねこ同様に顔を描いて裏面のボタンをつけたら完成です。
単色のねこよりも手間がかかりますが、アイデア次第でいろんな毛色のねこが作れそうな気がします。
トラネコやハチワレさんなんかも作りがいがありそう。
最後までご覧くださり、ありがとうございました