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こんにちは、しゅっです!
今年もこの季節がやってきました。
広島の夏の風物詩、盆灯篭!
この棒つきのハデなキラキラ飾りは、お盆のお墓参りのときに墓石の隣に飾ります。
墓地がハロウィンパーティーのごとく華やぐので、初めてみた時はびっくりしました。
広島に暮らすようになって数年、今ではコンビニやスーパーの店先にコレが並ぶと、『夏だな〜』と感じるようになりました。
なんでもこの風習は、広島と香川にしかないのだとか。
さてさて、今回は、お客様からのご依頼の製作です!
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18分割
〝靴のパーツによってどこまで色を変えられるか〟というご質問をお客様からいただきました。
なるほどそれは発想になかったので、可能な限りパーツを分割して数を数えてみました。
片足で6カ所。右足・左足で全部で12カ所。靴の内側の生地も含めると18ヶ所。
なんと最大で18色のカラフルなスニーカーが製作可能!
さすがに18色はクレイジーすぎるので、お客様と相談しつつ、靴の親指側(インサイド)と小指側(アウトサイド)で色と柄が異なるデザインに落ち着きました。
生地をパーツごとに裁断していくと…
過去最多のパーツ数になりました。
間違えないように、ものすご〜く脳みそ使いました。最後は指差し確認でパーツの数と色をチェック。
こだわり
靴の側面の縫製が終わったところです。
きれいにドットが並んでいますが、黄色の線の右側と左側は別パーツ。
靴紐の穴の部分のパーツを縫い合わせて、一つのパーツを作っています。
このドットが整然と並んでいるところが、こだわりポイントです。ドットが等間隔に並び、いかにも一枚の布でできてますよ〜感を出しています。
生地の裁断の時点から調整していて結構な労力を注ぎ込んでいるわりに〝言われなきゃ分からないよ〜〟な地味こだわり。
そして、完成したのがこちら。
いろんな方向から撮ってみました。
靴のインサイドとアウトサイドが別布のスニーカー、色違いの青バージョンも作ります。
続々と完成
両サイド別布のスニーカー(インサイド→青ドット、アウトサイド→青無地・2本ライン入り)
裏地・生成り/ソールカラー・茶色/青ひも
裏地・ラベンダー色/ソールカラー・茶色/白ひも
濃い紫のスニーカー(2本ライン入り)裏地・ボタニカル柄/ソールカラー・茶色/青ひも
レーススニーカー生成りのコットンレース付き
裏地・ボタニカル柄/ソールカラー・茶色/ラベンダー色ひも
子どもの夏休み中は、製作に充てる時間が1日に1〜2時間しかないので、この5足に半月ほどもかかってしまいました。
時間がかかってしまいましたが、お客様が納期にご配慮くださったこともあって、じっくり取り組むことができました。
オーダーをご依頼くださるかた皆さま、とてもお優しいのでいつも甘えさせていただいておりますが、この場を借りて感謝申し上げます♡
こちらの作品は、メルカリで〝#しゅっの靴づくり〟と検索すると見つかります。