壮絶シャンプー

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生後2ヶ月のラグドールの男の子〝モカ〟をお迎えして3日目。

少しずつ家族との距離も縮まってきて、気になったのがニオイ。

ふわふわぬいぐるみみたいなビジュアルとは裏腹に、なかなかのケモノ臭を放ってます。

結構ネコって体臭キツいんだな〜なんて思っていたら、夫いわく、これは本来のネコの匂いではないのだそう。

ブリーダーさんのおうちでは、親兄弟たちネコだらけの集団生活をしていたからかな?

獣臭がすごいので意を決してシャンプーを敢行することになりました。

いい湯だな ♪ とはなるわけないので、洗面台の周りのものをすべて片付け、タオルを用意し、汚れても良い服装で臨みました。

役割分担

シャンプー担当/夫

アシスタント/娘

アシスタント 兼 記録係/私

洗面台に入れて、シャワー、シャンプー、すすぎまではなんとか。

ミャーミャー鳴きながらもそこまでの抵抗はなく一安心。

肌のピンク色が透けて可愛いだの、首から下が濡れて痩せっぽちで可愛いだの談笑する余裕があったのはここまで。

シャンプー中のモカ

問題はそのあと、ドライヤーが難関でした。

すすぎ終えて一旦体をタオルドライしたらドライヤーのスイッチをON。

突然の風と音に驚いて暴れ出すモカ。

ミャオ!ミャオ!といつもより大きく悲痛な声をあげ必死で逃げ出そうとします。

さすがにまだ朝夕冷える季節なので自然乾燥というわけにもいきません。

双方必死のドライヤーの攻防戦は数分続き、あらかた乾いたところで終了となりました。

洗面所入りしてから終わるまで約10分。

たった10分ですが人間たちは疲弊しました。

モカも怖かったよね、お疲れさま。

娘の抱っこで眠るモカ

娘の抱っこで眠るモカ。

その後、なんだかふんわりいい匂いになりました。

シャンプーは無香料のものだったので、これが本来の猫の匂いなのかぁ♡と感動しました。

こうして私は、世の猫飼いさんたちの猫吸いしたくなる気持ちを真に理解することとなりました。

モカ神の日常#03

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