【DIY】マンションのベランダ、手すりより上に目隠しを設置したい!②

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既存のベランダ手すりの上にさらに目隠しを設置したい!

そんな思いを実現すべく今回は、前回購入した山善のアルミボーダーフェンスと専用の自立スタンドを実際に組み立ててみます。

アイキャッチ画像 【DIY】マンションのベランダ、手すりより上に目隠しを設置したい!①

【DIY】マンションのベランダ、手すりより上に目隠しを設置したい!①

設置前のベランダ

設置前のベランダ。
ここに120cm幅のフェンス2枚と、90cm幅のフェンス2枚を壁にピッタリくっつけて、ベランダが最大限広く使えるように設置します。

洗濯物干し金具がついているところはフェンスを加工しますよ〜。

組み立てる

段ボールを開けるとこんな感じ。

フェンスのパーツが5枚入っている

箱にはフェンスのパーツが5枚、取付部品(ビスやスパナ)、説明書が入っています。

自立スタンドをつける

フェンスの足に、別売りの自立スタンドを片面だけボルトで固定します。

両面に取り付けると衝立(ついたて)みたいになりますが、壁にくっつけて置きたいので片面だけ取り付け。

スタンドを固定

やはりここでも、できるだけ壁にピッタリくっつけて置きたいので、説明書とは袋ナットの位置が逆になるように固定しました。

こういう時は、ドライバーよりラチェットがあったほうが便利。

フェンスを組み上げるタッピングビス

フェンスを組み立てるタッピングビスは、フェンスの強度保持のため少し固め。

ドライバーで締め始める前、多少ビスが傾いていても、締め終わる頃にはまっすぐ入っていきます。

3段目まで組み上げたところ

フェンスのパーツを3段目まで組み上げたところ。

高さ180cm4枚のパーツを説明書どおりに組み上げ終えて、とりあえずベランダに置いてみました。

一箇所だけフェンスの隙間が大きい

この商品のボーダーの隙間は基本2cmですが、フェンスの継ぎ目にあたる箇所の隙間は3.5cm。

一番上のパーツと上から二番目のパーツの継ぎ目の隙間が悪目立ちしています。

目隠しとしていかがなものか…なんならソコが気になってつい見てしまいます。

隙間を等間隔に、解決法は

どうも気になるので、パーツの順番を入れ替えてみました。

説明書
入れ替えることによって強度が落ちるとは考えづらいですが…この裏ワザをお試しになる人は、自己責任でお願いします。
隙間が等間隔のフェンス

コンクリートの手すりより上の部分のフェンスの隙間はすべて等間隔になりました!

同じ要領で、残り3台のフェンスをひたすら組み立てまくり…

完成した4つのフェンスですが、まだ設置するには問題が残されています。

そう、ベランダにもともとくっついている物干し金具。

金具をうまく避けつつ、壁際にフェンスを設置するには次の方法しかなさそうです。

ボーダー部分のアルミ板を切断する

洗濯物干しの金具の高さにあるアルミ板を2枚をジグソーで切断し取り外します。

ジグソーでアルミ板をカット

アルミ板のところは、家庭用のジグソーでもすいすい切断できます。

ボーダー部の切断面

アルミ板の厚さは1〜2mmくらい。スチールのビスまわりは金属の塊と化しているので、金工用のブレードが1本ダメになりました。

ビスごと切断するには、もっとハイスペックなジグソーかディスクグラインダーが必要になりそうです。

ブレードがいくつあっても足りないので、アルミ板の切断箇所を変更して、ビスを避けてアルミ板のみのところを切りました。

物干し金具まわりの様子
切断面が鋭利で危ないので、あとでなんとかしなければ。

加工によって強度が明らかに下がった感じはしませんが、ボーダー部を切断している以上は本来の状態よりは強度が劣ると思われますので、お試しの際はやはり自己責任で。

邪魔になるところをすべて切り外したら、あと一息。

フェンス同士を連結する前に、転倒を防止するための対策を講じます。

L字アングルで転倒防止

ただ置いているだけだと、台風などの強風で内側に倒れてくる心配があります。

対策としてL字アングルを2つ組み合わせたものをベランダの手すりに引っ掛けて、フェンスを倒れにくくしてみました。

これを、手すりの幅に合わせてM5のステン6角ボルトとナットで固定します。

組み合わせたL字アングル

アングル内側には、手すりに傷がつかないように耐候性のゴムシート(厚さ1.5mm)を貼りました。

異種金属接触腐食

「雨に濡れてもサビなそうなステンレスにしとこう!」と、安易にステンレス製のL字アングルを購入しましたが…

そののちに、異種金属接触腐食なるものを知りました。

電解液のような腐食環境下で異なる種類の金属が接触し電子電導したときに、片方の金属の腐食が促進される現象である。

ウィキペディア|https://ja.wikipedia.org/wiki/異種金属接触腐食

よく分かりません(笑)

でも、面積の小さいステンレスネジを面積の大きなアルミニウムに取り付ける場合はセーフなようです。

では、アルミの支柱とアングルの接する面は??ネジと比べたら結構面積大きいけれども。

…よくわからないので、とりあえずゴムシートを貼って絶縁しときます。

金属にも相性があるんですねぇ。

フェンスを連結する

アングルを手すりに取り付け、

フェンスをひとつ連結し、

支柱とアングルを結束バンドで固定。
この繰り返しです。

コンクリートの手すりとフェンス支柱の固定部分はこんな感じになっています。

手すりの固定部分

ワッシャーやバネ座金の順番は、
ボルト→バネ座金→ワッシャー→固定するもの(アングル)→ワッシャー→ナットが一般的なようです。

後々、よ〜く調べたらバネ座金の次のワッシャーを入れ忘れた模様。ドンマイ。

すべてのフェンスを連結&固定を終えました。

外側から見たところ

フェンスの支柱ごとにアングルをつけたので、外から見るとこんな感じ。

目隠しフェンスの完成

お待ちかねのビフォアー&アフターのコーナーです。

フェンス設置前
フェンス設置後

フェンスが完成したのが夕方だったので黒っぽく見えますがグレーです。

もともと高さが117cmくらいのコンクリートの手すり、180cmのボーダーフェンスで高さをカサ増しできました。

山善アルミボーダーフェンス設置、斜めから見たところ

斜めから見るとフェンス自体が薄くてスッキリしています。フェンス部分の厚みが2.5cmなので洗濯物も今まで通り干せます(重要)。

上々の出来です。丸一日かかりましたが、いい仕事ができました。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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