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さて、我が家の知育人形といえばネネちゃんただ一人でありますが、
ある日、『ネネちゃんのお友達の人形を自作しよう!』と思い立ち、
ここ数ヶ月、試行錯誤し製作している真っ最中なのですが、
必要な材料を調達するためホームセンターに行かなければならないわけで、
それがちょっと面倒くさくって作業がストップしてしまっているわけで、
そんなわけで、脱線してミニチュアドールを作りたくなってしまったわけで。
作っちゃいました。
身長6センチほど。
材料は、主に新聞紙と和紙、髪の毛は毛糸です。
作ったついでに製作過程にも軽〜く触れたいと思います。
それでは、どうぞ。
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contents
まずは頭部(顔)から
完成時に身長5〜6センチで3〜4頭身になるように、頭の大きさは15ミリくらい。
寝かせると目を閉じて起こすと目を開けるスリープアイのような見た目にしたかったので、顔は張り子のお面のように作り、目は内側から はめ込むことにしました。
まずは頭部が空洞になるように、型となる土台を。
家にあったダイソーの樹脂粘土で15ミリより一回り小さい頭を作りました。
顔を覆う大きさの新聞紙を湿らせて、土台の顔に載せます。あとはその上に細かく ちぎった新聞紙を貼り重ねていくだけです。
糊は、水を少し混ぜた木工用ボンドを使っています。
樹脂粘土は水に濡れるとヌルヌル表面が溶けてくるので、なんでもよいので耐水性のニスや絵の具を塗っておくと作業しやすかったかも。
というか、土台の段階では細かい造形が必要ないのでシリコン粘土を使えばよかったかも。
刃が2ミリのカッターナイフやら裁縫の針やらいろんな細かいものを総動員しつつ、形を整えたらアクリル絵の具で着色。
肌の色はホワイトとオレンジと黄土色を使うと、血色のよい美肌に仕上がります。
続いて眼球(瞳)&耳を作る
続いては目。
絵の具でシンプルに瞳孔と虹彩を描いた紙片を顔の内側から当ててみました。(上の画像です↑)
どうも瞳に潤いが足りない。
ついでに瞼もまつ毛も足りない。
そんなわけで瞳孔と虹彩の他に、瞳に反射した光を描き加えて表面をクリアーコーティングしてみました。
表面のクリアーコーティングには、何を使うか悩みました。
レジンは時間が経つと若干変色しますし、乾くと透明になる接着剤の類も経年劣化し、黄変するものが多いです。やはり瞳はいつまでも透明感のあるままでいて欲しい!
今手元にあるもので使えそうなものがタミヤカラーのクリアー。
7年くらい前に買ったものなのでフタやラベルは少々黄ばんでいますが、瓶のフチで固まってしまった原液は透明のままです。
ただ問題が一つ。
厚塗りしすぎなのか、気温が低いせいなのか、クリアーが乾くのに丸一日かかります。待ち遠しいのなんの。
まぶたは新聞紙1枚分を内側から貼り付けています。
上下のまつ毛は焦げ茶色の和紙を、正面から見てギリギリ見えるか見えないかくらいのところに貼りました。
画像右は耳。耳の形に切った新聞紙。耳のフチの盛り上がった部分(耳輪と耳垂)は木工用ボンドで盛ってあります。
どうでしょう?先ほどよりも瞳が幾分、イキイキしてませんか!?
ドールアイのカスタムはまだまだ改善の余地がありそうです。
今度はこれを使ってみたいです。黄変しないと噂のレジン。
手足とボディを作りつつ、洋服を着せる
瞳を固定したら、いよいよ後頭部の穴を閉じます。閉じてしまうと瞳の位置の調整はできなくなるので、なんとなく名残惜しい…
片方の足は針金の芯で補強してあり、足の裏には2ミリのネオジム磁石が入っているので缶詰に自立できます。
ボディ内部は、軽量化のために軽量紙粘土。ダイソーで売っているやつです。
顔同様、新聞紙をひたすら ちぎって貼り重ねて形を作っていきます。
腕は後付けするので、脚の着色が終わったら洋服を作ります。
下はかぼちゃパンツ。
トップスは、襟付きのカットソー。
手首から先は、別で製作して最後にくっつけます。
この子のポーズの場合は、
ボディーの成形→脚の成形と着色→靴→パンツ→トップス(前身頃・後見頃)→腕の成形→トップス袖部分→腕を本体に固定→手…のような感じで、身体パーツや洋服パーツを並行して作りました。
最後に髪の毛を作る
アクリルの毛糸を加工してサラサラヘアを作り出します。
が、今回は割愛。
2体を同時進行で作っていくのがハードすぎて(笑)
そんなこんなで完成〜。
完成
もともと2人とも女の子になる予定でしたが、頭部が完成した時点で、娘が『こっちは男の子』と言い張るので男の子にしました。
いろんな方向から。
後ろにトランプのカードを持っていますが、そこはスルーしてください。
赤いリボンを頭に乗っけたらとにかく可愛くみえてくるのは魔女宅効果でしょうか。
ショートヘアが難しい!
小さすぎて毛先の微妙なニュアンスなんかは表現できませんでした。毛糸を使ったドールヘア作りは今回が初めてだったのですが、思い通りのヘアメイクができるようになるにはまだまだ修練が必要です。
毛糸でドールウィッグを作る過程は奥が深そうなので、考察や方法については、またいつか記事にしたいと思います。
あとは、和紙を使った かぼちゃパンツの作り方も。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!