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![アイキャッチ画像](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/08/miniature-doll21_ic.png)
こんにちは、しゅっです!
今回スポットを当てるのは、目立つものではないけど ものすご〜く重要なアイテム。
![かぼちゃパンツイラスト](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-c.jpg)
スカート下のかぼちゃパンツを作ります。
履かせるのはこちらの女の子。身長7センチくらい。
![かぼちゃパンツを履かせる和紙人形(身長7センチ)](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-a.jpeg)
作り方は、ざっくりと2ステップ。
- 右脚にパンツ用の和紙をぐるっと巻きつける
- 左脚にも同じように巻きつける
※パンツの作業に移る前に、靴も含めて下半身は完成させておきましょう。
パンツを履かせた後に しましまタイツや靴を作り込んでいくと、作業中にかぼちゃパンツのボリューム感やディテールが損なわれてしまうかも…。
それでは詳しく紹介していきましょう。
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contents
長細い和紙を準備する
作っている人形の太ももの太さは、細いストロー(マクドナルドのストローじゃなくてスポロンのストロー)くらいです。
そんな細ストロー程度の太ももを、ただ一巻きするだけなら2センチもあれば充分ですが、たっぷりとギャザーを寄せたい!
というわけで、和紙の長さは7センチくらい。
これで両足分です。余裕をもってたっぷりと。
ショート丈のパンツなので、和紙の幅は1センチくらいにしています。
和紙にギャザーを寄せる
プラスチックのものさし、木工用ボンド、ピンセットを使ってギャザー作り。
ものさしの赤い印の部分に線状にボンドを塗り、和紙をボンドの真上に乗せます。
![プラスチックものさしとパンツ用の和紙](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-b.jpeg)
プラスチックのものさしは、木工用ボンドが乾いた時にきれいに剥がせるものであれば他のものでも代用できます。
ボンドが乾かないうちにピンセットを使って、くしゅくしゅっとシワを作っていきます。
![ピンセットを使ってギャザーを寄せる](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-d.jpeg)
端から順に寄せていくより、和紙の中心にギャザーを寄せていくとうまくいきます。
![ギャザー寄せ終わり](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-e.jpeg)
ギャザーの細かさはお好みで…寄せ終わったら完全に乾くのを待ちましょう。
待ちきれなくて剥がすと頑張って寄せたギャザーがとれて、ここまでの苦労が水泡に帰します。
思ったより乾燥に時間がかかりますが、じっくりと…堪えてください。
完全にボンドが乾いたら、ものさしから和紙を剥がしてみましょう。
![ペリッと剥がした瞬間](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-f.jpeg)
気持ちよ〜〜〜くペリッッッと剥がれます。最っ高!
人形にパンツを履かせる
剥がしたギャザー入りの和紙は両足分なので、まずは二つに切り分けます。
切り分けた片足分の和紙の中心に、鋭角のV字の切り込みをいれます。
![切り込みを入れる位置](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-g.jpeg)
切り込み部分を人形の股に挟んで、太ももに巻き付けます。
このとき、パンツを体に固定するためのボンドはまだどこにもつけていません。
![股に挟んだ状態の和紙](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-h.jpeg)
太ももにぐるっと巻き付けた和紙は、体の外側の腰の辺りで止めます。
![糊付け位置(腰)](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/07/miniature-doll21-i.jpeg)
赤い丸印の中の白いものはボンドです。
![糊付け部分](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/08/miniature-doll21-k.jpeg)
薄い黄色の部分にもボンドをつけて…
脚が見えないように貼れば、ズボン左側の完成。
糊付けはピンポイントで、最小限にとどめておくことがポイントです。
ボンドをつける面積が大きいと、ふんわり感がなくペターッとした感じになってしまいます。
![もう片方の足も同様に](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/08/miniature-doll21-j.jpeg)
右半分も左側と同じように、切り込みを入れて脚に取り付けます。
![ギャザーたっぷりのかぼちゃパンツ裾が完成](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2022/08/miniature-doll21-l.jpeg)
ギャザーたっぷりのかぼちゃパンツの、下半分くらいが完成しました。
おへその周りからウエストラインまで、白い和紙を貼り足していけばパンツ全体を作ることができます。
この子はこの上にワンピースを着せるためウエスト周りは隠れるので、こんな感じで中途半端ですが完成です。
※こちらの記事では、ウエスト部分の作り方までを紹介しています。
☞ ミニチュア和紙人形にガウチョパンツを履かせる
完成した和紙人形は
しましまタイツの おかっぱ女子。
赤いリップが引き立つように、髪色や服装はトーンを控えめにしました。
もともとの頭のリボンを赤にするつもりでしたが、いざやってみると魔女の宅急便にしか見えなくなってしまいました(笑)
ゆえにブルー系に変更。
ジブリ作品、偉大ですね〜。
赤いリボンを乗っけただけで、魔女っ子にみえてきますから。ほんとうに。
今回の主役!?かぼちゃパンツですが、スカートの中を覗きこまなければ基本見えません。
見えないけれど必須アイテムのかぼちゃパンツ____
フリルの長さやズボンの丈の長さを変えたり、ギャザーのボリュームを増減したりするだけで、多彩なアレンジが楽しめます ♪