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〝ベランダで米作りをする〟の第3回目。
前回、田植えっぽいことをしてから1ヶ月が経ちました。
稲たちのその後を観察していきましょう。
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田植えから1ヶ月(6月〜7月半ば)
これは田植えをした日から11日後の様子。
プランBと称して、追加で発芽させた玄米を撒いておいたものが芽を出しました。
一方、タマゴパックで苗をある程度成長させて田植えを行ったものは、葉の色が薄く黄緑色。葉先は少し枯れていて元気がありません。
そして、6月半ばの田植えから約1ヶ月後には…
結局、生き残ったのは稲3本+雑草1本という結果に。
しかも、3本とも発芽させた玄米を撒いたものが成長した稲です。手塩にかけて育てたタマゴパックの苗はすべて田の藻屑と消え去りました。
どうやら発芽させた玄米をわざわざ室内で大切に育てる件は、全くの無駄ボーンだったようです…
そんなこんなで随分と寂しいバケツ苗となってしまいましたが、引き続き見守っていきましょう。
撒いた玄米を食べる奴がいる
いくつかかじられた跡がある玄米をみつけました。撒いた玄米を食べる生き物がいるようです。
犯人はおそらく体長5mmくらいの半透明でニョロっと細長い生物。
土から湧いたのでしょうか。たくさん這いまわっていて、水やりの時に土から出て表面に露出してしまった玄米を食べるようです。
ただ、完全に水中にある玄米には食害が見当たらなかったので、うっかり水を干上がらせてしまわないようにすれば大丈夫そうです。
鉄腕DASHではスズメに狙われていたので、こちらも要注意です。
表面に藻!?
7月13日に梅雨明けが発表されてからとういもの、連日晴れて35℃近くまで気温が上がる日が続くようになりました。
すると、水(土?)の表面に緑色と気泡が多数。
この緑色、〝苔〟なのか〝藻〟なのかは定かではありませんが、なんとなく藻っぽいのでここでは〝藻〟ということで話を進めます。
一面に広がった藻をスプーンで触ってみると、ヘドロ的な匂いがします。
緑色の藻は水面に浮かんでいて、その下の水は深さが2cmくらい。
土はとても柔らかく、失敗して半分しか固まっていない茶碗蒸しのようです。
やはり、テキトーな野菜用の土ではなく、稲作に適した荒木田土をお取り寄せすべきだったのか…。
調べてみると『無害、放置すべし』との意見もあったりしますが、なんとなく不健康そうなので私は取り除くことにしました。
この日から、藻を集めて捨てては水を足すのが日課に。
来年のバケツ稲への教訓
まだ終わったわけではありませんが(笑)
初めてのバケツ稲は思ったほど苗も大きくならず、もはや風前の灯火の気配も漂っていますが、この経験は来年に活かしてナンボです。
現時点での改善点を忘れないようにまとめておきましょう。
来年の米作りで気をつけること
- 玄米は発芽させてから直接、バケツに撒くこと。
メインイベントである田植えはできなくなりますが、手っ取り早い。 - 玄米の量は、一握りぐらいの量。
発芽率は高かったものの、土に定着し生育する率は低かった印象。今年は20粒ほど撒いて育っているのが3本というトホホな結果に。少ないよりは、後に間引きが必要になるくらいにしたいです。 - 撒く場所に注意
稲を育てる容器のフチ近くには撒かない。お茶碗状の睡蓮鉢を使うなら尚更です。フチ近くで生育する苗は圧倒的に成長が遅いので、深さがある部分に撒くようにします。
心はすっかり来年の米作りに引っぱられてしまっていますが、生き残った3本の稲の行く末も、引き続き見守っていきます。
to be continued …