粘土で真球を作る4つの方法

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どうも〜こんにちは、しゅっです。

今回は、なるべく真球に近いキレイな球体を石粉粘土で作りたいと思います。

手のひらでコロコロ丸める以外にもキレイな球をつくる方法があるので試してみましょう。

真球を作る方法

真球をおうちで自作するには、ちょっとした道具が必要になります。

①円定規を使う

円定規とは製図や刺繍に使う定規です。いろんな大きさの円形の穴が空いています。

穴の大きさが豊富なので、作ることができる球の大きさもさまざま。

②耐水&硬い筒状のものを使う

筒状と聞いて真っ先に思いつくのが、ラップやトイレットペーパーの芯。しかし紙製で水に弱いのでNGです。

ここで役に立つのは例えば、スプレーのフタやスティックのりのフタなど。プラスチック製で変形しづらく、フチの厚みが薄いので最適です。

フチの直径より一回り大きい球体が作れます。

フチ部分が真円であれば良いので、プリンやヨーグルトの容器でも作れそう。

③石膏で型をとる

球体関節人形を作るときなど、同じサイズの真球が複数必要になります。

そんなときは、市販されている発泡スチロール球などを石膏で型を取ったりします。

小さいものはφ10ミリから、2〜5ミリ刻みでいろんな大きさの球があります。

ちょうど良いサイズの市販品がなければ①②の方法で自作して型を取ります。

一手間ですが効率よく量産できますね。

④半球状の計量スプーンやカラースケールを使う

半球ではないものもありますが、100均でもよく売られている計量スプーン

ちなみに計量スプーンの直径は、大さじ1が40ミリ、小さじ1が28ミリ、小さじ1/2 が21ミリです。

異なる色の粘土同士を混色するときに便利なカラースケール です。

粘土の量を計って混色できるので、同じ色を正確に再現することができます。以前に混ぜて作った色と同じ色を正確に再現できる優れもの。

くぼみに粘土を詰めて、2つを合わせれば簡単に球が作れます。

スティックのりのフタで真球を作る

今回は、②の〝耐水&硬い筒状のものを使う〟で実際に真球を作ってみたいと思います。

以下では、直径が3センチちょいの大きさの真球を作ります。

粘土を手のひらで転がして球をつくる

使用している粘土は、ダイソーで購入したなんの変哲もない石粉粘土です。

手で丸めた粘土球とスティック糊のフタ

最終的に作りたい球体の大きさより一回り大きい球を、手のひらでコロコロして作ります。乾燥すると少し小さくなるので、それも計算に入れて作ります。

ここでなるべく真球に近づけておくと、後の作業がとても楽になります。

一旦、完全に乾燥させる

カチカチになるまで乾燥させます。

表面だけ水でふやかして削る

いよいよここからがメインイベント。

フタを使って表面の凹凸を平す

乾燥した球体の表面全体に水をつけてふやかしたら、スティックのりのフタを押し当て球の表面を滑らせます。ふやかしすぎるとドロドロになり真球どころでなくなるので、コツを掴むまでは慎重にふやかしていくとうまくいきます。

余計な部分が滑らかに削ぎ落とされていきます。

凹みが気になる部分には粘土を付け足して、もう一度乾燥させてから削り直します。

擦り続けること10分…

真球に近づいてきた粘土球

かなり真球に近くなってきました。

ヌルヌルなので球を持つ手は結構疲れます。

スポッと手から飛び出した時のために床に新聞を引いておくことをお勧めします。汚れると困るラグなどが台無しになります(泣)

完成

ちょうど直径3センチくらいの球体になりました。

8割の出来の真球に近い粘土の球体

作業を繰り返せばもっと真球に近づけることができますが、今回はそこまでの精度は必要ないのでここで終了にします。

続いて完成した球体に模様を下描きました。

球に下書き

線を引くのに役立ちそうだったので、ポリウレタン製の細いヘアゴムを使いました。

さらに、アクリル絵の具で色付け。

色付け

鞠のような模様の球体、何に使うのかというと…

球体の使い道は

玉乗りの玉でした。

和紙人形 ピエロちゃん

粘土で真球っぽいものを作るよりも、下書きと色塗りに費やした時間の方が圧倒的に長かったです。

半日くらい塗ってたかな、根詰めて疲れました。

球作りは面白かったのでまたやりたいのですが、作ったところであまり使い道がないのが悩みのタネでしょうか。

球のために球体関節人形作りでも学ぼうかしら(笑)

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