ジャック・オー・ランタンの作り方

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朝夕過ごしやすくなってきて、秋の気配を感じますね。

つい最近年が明けたと思ったら、もう今年も後半…あっという間に年の瀬。時の流れの早いこと(泣)

来月はいよいよハロウィン。

今日は和紙でミニチュアのジャック・オー・ランタンを作っています。

この時期おなじみの、持ち手がついているバケツ型のジャック・オー・ランタンです。

製作につかうもの

製作に必要なものは、

  • オレンジ色の和紙
  • 黒い縫い糸
  • 木工用ボンド
  • デザインナイフ
  • セロテープ
  • サランラップ
  • 棒針
    編み物用の3号の棒針(針軸の太さ3mm)、片側に玉がついているもの

どれも100均で手に入るものばかりです。

後述しますが、棒針は他のものでも代用できます。

まずは大まかな作り方を把握しましょう。下のイラストのような感じです。

ジャックオーランタンの作り方(図解)

棒針の玉がカボチャの形で、針と玉の接着部分がバケツのフチになります。

面や張り子を作る要領で、ちぎった和紙を重ねて貼り型を取ります。前半分と後ろ半分の型を取って棒針から外し、2つの型をくっつければうまい具合にバケツ型に、という算段です。

和紙でジャック・オー・ランタンづくり

①型取りの下準備

まずは棒針の下準備をします。

棒針に木工用ボンドで和紙を貼ると、ペッタリくっついて型を剥がすことができなくなってしまいます。

それを防ぐために棒針の玉にラップを被せておきましょう。
緩まないようにピッタリとラップを被せて根本をテープで巻いて留めます。

玉にラップを巻いた棒針

首の長いてるてる坊主の状態になりました。

これにボンドで和紙を貼っていくのですが、ボンドとラップは接着の相性が悪いので、ボンドをラップに塗ったとしても乾燥して透明になったボンドはペリッと簡単に剥がせます。

ジャック・オー・ランタンっぽい形をしていればなんでも良いので、棒針の玉のかわりに、ビー玉や丸めた紙粘土を使うことも可能です。

ギュッと硬めに丸めたティッシュでもOK。ラップで包み根本をテープで留めて てるてる坊主の形にすれば代用できます。

②顔を作る(目・鼻・口を切り抜く)

まずは、ジャック・オー・ランタンの顔(目・鼻・口)の部分のパーツを作りましょう。

棒針の玉の片側に収まるほどの大きさの顔なので、小指の爪程度の大きさです。

ここからはオレンジ色の和紙の出番。

和紙1枚では厚みも強度も足りないので、何枚か和紙を貼り重ねて分厚くしましょう。

和紙を貼り重ね

画像のように適当な大きさで、ボンドを塗り貼り塗り貼り…画用紙くらいの厚みになるまで繰り返します。

ボンドが乾くのを待つ間に、どんな顔にするか考えます。

よくあるジャック・オー・ランタンの顔(表情?)の種類をいくつかピックアップしてみました。

ジャックオーランタンの表情の種類

目・鼻・口はデザインナイフで切り抜きますが、かなり小さく作らなければなりません。

丸い目や口閉じタイプの顔は切り抜きが難しそう。

というわけで、三角目のギザギザ口タイプの顔にしました。

顔を切る

棒針の玉より、一回り小さく…慎重に…

デザインナイフは、普通のカッターナイフより刃先が鋭角なので細かい作業がしやすいです。

普通のカッターナイフは刃角が60度くらいですが、画像のデザインナイフの刃角は30度です。

目・鼻・口が切り抜けたら、顔の部分だけを取り出して、

顔パーツを取り出す

顔の裏にボンドをつけて、棒針の玉に貼ります。

顔側の型を取る
画像ではラップをうっかり剥がしてしまっていますが、最後までラップを外さないでくださいね。

切り抜いた顔パーツの周りを囲むように、小さくちぎった和紙を貼っていきます。

棒針の玉の前半分を覆うように、また、厚みは顔パーツの厚みと同じくらいになるようにたくさん貼り重ねていきましょう。

前半分が貼り終わったら完全乾燥させて剥がします。

前半分の型のフチに、デザインナイフの刃を挿して少しずつ剥がすとうまく外せます。

しっかりとくっついていて剥がしにくい時は、一旦ラップごと全部剥がしてもよいです。
※ラップはまたつけ直してください。

③後頭部(後ろ半分)を作る

次はジャック・オー・ランタンの後ろ半分を作ります。

小さくちぎった和紙を、貼り重ねていきましょう。

厚みは前半分と同様で、なるべく均一になるように和紙を貼り、型を取ります。

後ろ半分の型を取る

後ろ半分を張り終えたら、乾燥後に剥がします。

型取りが終了

前半分と後ろ半分のパーツが揃いました。あとはこの2つをくっつけるだけ。

④繋ぎ合わせる

前半分と後ろ半分をくっつけました。

和紙のミニチュア ジャックオランタン完成

繋ぎ目に和紙を貼り足したり、眉バサミでバケツのフチを丸く整えたりしました。

バケツの持ち手は、黒い縫い糸(2本取り)。持ち手の両端は玉結びにしてあります。

大きさが1cmくらいなので、シルバニアファミリーの動物にちょうどいいサイズ感。

ジャック・オー・ランタンの使い道

このジャック・オー・ランタンは、黒猫コスの女の子用に作ったものです。

黒猫さん

普段は季節モノはあまり作らないのですが、気が向いたので作ってみました。

ハロウィンかぁ…と、しみじみ。

ジャックオランタンとおさかなのバスケット

かぼちゃ以外におさかなタイプのバケツも作りました。

基本的は作り方は、ジャック・オー・ランタンと同じです。

三角形の尾ビレをつけたのと、口と尾ビレに和紙をしっかり貼り重ねて、楕円形に見えるように調整しました。

ハロウィン雑貨はお店で眺めるだけでも楽しいですが、たまに作ってみるのも楽しいですね。

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