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『紙パックのキャニスター掃除機と充電式のスティック掃除機、どっちがいいの!?』
掃除機選びの永遠のお悩みではないでしょうか?
最近では、ここにお掃除ロボットが加わって、もはや三つ巴の泥試合です。
かくいう私も、10年以上連れ添ったキャニスター掃除機が壊れたときに、悩みに悩んで充電式のスティック掃除機に買い換えました。
買い換えてから約2年、キャニスター掃除機を懐かしみ焦がれる日々…
そんなある日、夫の突然の思いつきで、お掃除ロボット ルンバを2週間だけお試しレンタルすることになり…
そこで、キャニスター掃除機とスティック掃除機、お掃除ロボットの3つを実際に使用してみた感想とメリット・デメリットを紹介したいと思います。
買い替えで絶賛お悩み中の人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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contents
キャニスター掃除機とスティック掃除機、それぞれのメリット・デメリット
我が家で現在使っている掃除機はコレ。
パナソニック スティッククリーナー コードレス サイクロン式 ホワイト MC-SBU530J-W
吸引力は、以前使っていたキャニスター掃除機ほどは強くなく、乾燥した米粒を吸うのが苦手な印象です。
スティック掃除機は重い
私がキャニスター掃除機から、スティック掃除機に乗り換えた時の一番の感想は、「重〜い…」でした。
軽量化されているとはいえ4キロ、ちょっとした筋トレです。
キャニスター掃除機のようにコンセントの抜き差しがないのは、コードレス掃除機の最大のメリットかもしれませんが、バッテリーが内蔵されているゆえにやはり重たく感じました。
日々の掃除機がけで、手のひらにマメができたのをきっかけにキャニスター掃除機が恋しくなりました。
ゴミ捨てで鼻水・涙
紙パック式のスティック掃除機もなくはないですが、多くはダストカップがいっぱいになったら中身を捨てる方式。
ハウスダストに過敏に反応する人、アレルギーのある人には、このゴミ捨てが地獄の作業です。
夫は、マスクをきっちり着用し屋外でダストカップのゴミ捨てをしてもくしゃみが止まらなくなります。そんなわけで、ノーマスクでも舞い上がるホコリにめっぽう鈍感な私がゴミ捨て係となりました。
紙パックを使用するランニングコストがかからない分、体質によっては紙パック式の掃除機にはなかった苦悩も。
バッテリーが保たない
使い始めて2年、スティック掃除機のバッテリーに一抹の不安を覚えるようになりました。
大雑把な性格の私とは違い、掃除機がけも几帳面で丁寧な夫。とはいっても30分ほどの掃除(自動コース※)で、全ての部屋の掃除が終わらないうちにバッテリーがなくなってしまうという事態がときどき発生するようになりました。
充電中は掃除できないので、ホコリがあっても掃除機は使えません。
※強・自動・ロングの運転コースによって使用できる時間が異なる。ロングはいわゆる〝弱〟に相当するので、充電切れにならなくても、あまりきれいになった気がしない。
お掃除ロボット ルンバ i3+
そんな折、ルンバ i3+を2週間だけレンタルしてみることになりました。
i3は丸いお掃除ロボットのみですが、i3+はお掃除ロボット+自動でゴミを集積してくれるクリーンベースという機械がついています。
さて、お手並み拝見です。
ルンバi3+を使ってみた感想
初運転の感想は…
うるさ〜〜い!!!でした。
掃除中はものすごい音がします。
テレビの音は完全にかき消されます。私もビックリしましたが、6歳の娘は恐怖で泣き出しました。
普段使っているコードレス掃除機の運転音と同じ?または、それ以上の大きな音がします。
さらに驚いたのが、部屋の掃除が終わったとき。
ルンバ本体のゴミを自動でクリーンベース内に集積するときの音は短時間ですが、さらに大きな音がします。
基本的には家人が外出している間に運転させておくのがよさそうですが、驚愕の大きな運転音も2週間ほど経つころには慣れて気にならなくなりました。
2週間のレンタル期間中は、完全に掃除機がけから解放されて本当に楽でした。
実際に3LDKのマンションでルンバi3+を使ってみる
リビングの隅にクリーンベースを設置して、お掃除スタート。
ダイニングテーブルとソファの下、掃除機であれば身をかがめて掃除しなければならないところもルンバはスイスイ入って行きます。
イスの足の間隔が狭くて入れないので、下の画像の赤丸をつけたところは掃除できません。
デスク下の一番奥も入れないので、せめてイスを引いておく配慮が必要そうです。
子供部屋を掃除中にトラブル発生。
おもちゃのネックレスを巻き込んで止まってしまいました。
緑色のゴム製ブラシは簡単に取り外せるので、巻き付いたネックレスは思ったより簡単に外すことができます。
さらに本体側面のダスト容器の中から…
ダスト容器を開けてみると、直径が1センチ以上ある円柱形のおもちゃの部品が出てきました。
普通の掃除機では吸い込めないような、思ったより大きいものも吸い込めるようです。
ルンバが掃除した後はとてもきれいになります。
自分で掃除機がけをするよりも仕上がりが断然キレイ。床板の隙間のゴミも無くなっています。
正直『お掃除ロボットなんて所詮』と舐めくさっていました。でも、ここまでキレイにできるとなると苦労して毎日掃除機をかけていたのがアホらしくなりました。
ただ、2週間の間で一度だけお掃除もれ箇所を発見しました。
いつも子どもがパンくずを落とす汚い場所なので、たまたま掃除もれに気づくことができました。
行ったり来たりを繰り返しながら掃除をするルンバですが、100%部屋中を巡回できているわけではないようです。
とはいえ、掃除機の届きにくいテレビ台や棚下の狭いスペースはとても助かります。
左の棚下の高さは5センチ、右は11センチ。
11センチの棚は掃除機が奥まで届かなくてイヤな場所ですが、ルンバはやってくれます。
ドアストッパーのようなちょっとした突起物は難なく越えていきます。
厚さ5ミリのゴムシート状のキッチンマットもキレイに掃除してくれました。
玄関はダメでした。
玄関とフローリングの段差は3センチ、玄関に降りたルンバは、そのまま戻ってこれなくなりました。
緊急措置としてバリケードを設置。
500mlのペットボトル程度では簡単に突破してしまうので、ビール1パックぐらいがちょうど良いです。
※赤外線の見えない壁でルンバの侵入を制限できる別売りのアクセサリー デュアルバーチャルウォールというのもあります。
掃除が終わると、クリーンベースに戻ってきて、集めたゴミを紙パックに自動で排出します(爆音)。
これでお掃除の全行程が終了です。
クリーンベース上部のフタを開けると紙パックが入っています。
取り出す時には、粉塵が出ないように紙パックの穴が塞がるギミック付き。最大60日分のゴミを収納可能なのだとか。
正規品だと3個で2000円以上します。紙パックのフタは無くてもいいのでもうちょっと安くならないかな〜。
70㎡の3LDKで1回のお掃除にかかる時間は約1時間です。
充電が減ったら自分でベースに戻ったり、ブラシをくるくる回しながら、お部屋の中を行ったり来たりしている姿はなんだか愛くるしく思えてくるので不思議です。
ルンバが掃除できないところ
- 浴室
洗濯物を浴室乾燥を使ってお風呂場で乾かすと、浴室にもホコリが目立ちます。掃除してもらいたい場所ではありますが、浴室にルンバが出入りするたび、脱衣所と浴室の境にある防水パッキンが痛みそうなので諦めました。 - トイレ
便座と壁の隙間など、狭くてルンバが入れないスペースが多いので人間がやったほうが早いです。
衛生的にもなんとなく。 - 開け放ったドアのうしろと壁の隙間
ルンバが各部屋を掃除できるように全てのドアを開け放ちますが、開けたドアと壁の隙間は掃除できません。 - ピンポイントの掃除
子どもがクッキーを食べていて食べカスだらけの場所、料理中こぼした小麦粉__。〝その場所だけ今すぐちょっとキレイにしてほしい〟というのは通用しません。
最後に
ルンバ返却翌日の掃除機がけは本当に億劫…。
…が、これもまた慣れます(笑)。次第に毎日の掃除機がけにも慣れて元通り。
けれど掃除機がけから解放されて、なおかつ自分でやるよりキレイになる暮らしも恋しく…。
我が家では、娘の恐怖心が落ち着くまでルンバ購入は見送りとなりましたが、思った以上に有能なルンバ i3+。高いけれどお値段以上です(笑)
おうちの形態にもよりますが、ものすご〜〜く便利な家電なので、ぜひ導入してみてください。