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![アイキャッチ画像](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2023/01/miniature-doll25_ic.png)
こんにちは、しゅっです。
先日、過去にcreemaで販売済みの作品の再販のご要望がありました。
「〝そっくり〟は無理なんですけど、似た子なら製作可能です」とお答えし、ご依頼をお受けすることにしました。
これまでなんとなく無意識に毎回顔立ちの違う作品を作ってきたので、同じお顔の人形を製作するのは初の試みです。
![再販依頼のあったsold out作品](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2023/01/miniature-doll25-a.png)
ちょうど1年ほど前に製作したこの子を作ります。
今まで同じ子を2度作ったことは一度もありませんが、すごく難しいような予感だけはプンプンします。
和紙人形に限らずですが、特に顔。
両目の間隔が、
目と鼻の距離が、
鼻と口の距離が、
目の大きさが、
鼻の大きさが、
口の大きさが、
それぞれのパーツの形が、
0.1ミリでも違っていたら、顔立ちは変わり別人になってしまいます。
顔から下はさほど問題なさそうですが、手作りのものの複製はすごく難しい…。
自分でもどこまで同じものを再現できるのか、まるで見当もつかないまま製作をスタートしました。
で、結果がこちら。
左側が1年前の作品、右が今回の作品です。
![過去作と再製作作品比較](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2023/01/miniature-doll25-b.png)
![過去作と再製作作品比較2](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2023/01/miniature-doll25-c.png)
テディベアの様子が少々異なるのは、ちょっとした遊び心です。
男の子、完全に複製されているか、という観点からみるとどうでしょう。
工場で量産されるものが100点だとしたら、この子は、うーん…60〜70点くらい?
よく似た兄弟くらいの似てる感です。
目標は一卵性双生児でしたけどね。
とはいえ、クオリティは100点満点です。
スキルアップし続けること、今作れる最高の作品を生み出し続けることが、作品作りの最低条件。
作品の出来ならバッチリです。
今後もしまた再販依頼があったらどうするかな〜。
やはり、「〝そっくり〟は無理なんですけど、似た子なら製作可能です」とお答えするのかな。
厳密にはムリ、ある意味オッケー。
再販が可能か否かと問われればこのように答えるでしょう。
![ボクとくま 和紙人形](https://tezukurun.com/wp-content/uploads/2023/01/miniature-doll25-d.jpeg)