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前回に引き続き、メルちゃんのお友達を自作、オリジナル着せ替え人形の製作です。
これまでの作業はこちら。
後頭部の型がとれたので、型の縁を5ミリくらい切り落として、フチに線を引きます。
さかいめの青い線が、顔面の型を取る時の目安の線になります。
目鼻が左右対称でないのが気になってしょうがないので、再び修正。
お肌がざらざらなのも気になってきたので、サーフェイサーも施すことに。
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contents
顔にサーフェイサーを塗る
サーフェイサーを塗ると表面の凸凹や傷が目立たなくなりツルツルになります。
方法は3つありますが、
- エアブラシ吹き付け → エアブラシ持ってない
- 缶入りスプレー吹き付け → スプレー缶の処分が面倒くさい
- 筆で塗る → お手軽
臭いのでベランダで作業しました。
屋外のほうが明るいので、室内で作業していた時よりも作りの粗さがハッキリ見えます(泣)
ガンプラのようにディテールが潰れてしまう心配もないので、ドロっと原液をそのまま筆で塗りました。
乾燥→ヤスリ→サーフェイサー→乾燥…を4回くらい繰り返し、ひたすら形を整えました。
最後は、サーフェイサーをMr.カラーうすめ液で薄めたものを筆で塗りました。
つるつる。今度こそ顔の完成です。
身近な離型剤を試してみる
前回の後頭部の型取りのときには、原型と型(シリコンシーラント+片栗粉)が一部くっついてしまいました。
本来くっつかないはずなので、原因はシーラントと片栗粉の混ざり具合が足りなかったのか、混ぜた片栗粉の量が足りなかったことだと思われます。
〝剥がしにくい〟程度ですみましたが、顔面の型を取るときもこれでは困ります。
やはり万全を期して離型剤を使ったほうがよいのでしょうか。
結論から言ってしまうと、〝Mr.シリコーンバリアー 多目的離型剤を買おう!〟ということになってしまいますが、身近なモノでなにか代用できないかと試してみることに。
身近で離型剤の代用になりそうなもの、キッチン用の中性洗剤とダイソーのシリコンスプレーを使って実験してみます。
もしも石粉粘土で原型を作り、シリコンシーラントで型を取ったとしたら、の実験。
洗剤もスプレーもたっぷり付けましたが、しばらく時間をおくとサラサラになりました。
その上からシリコンシーラントを絞り出し、乾燥させます。
乾燥後、剥がしてみると…
- シリコンスプレーを離型剤の代用にしたとき
→一部くっつき剥がれにくい。 - 中性洗剤を離型剤の代用にしたとき
→気持ちいいくらいポロッと取れる。 - 離型剤なし
→離型不能。
石粉粘土そのままの原型を型取りするなら、キッチン用の中性洗剤がイチオシ。
剥がすのが楽しいくらい、きれいに取れます。
もしもサーフェイサーを塗ってある原型をシリコンシーラントで型取りすると、の実験。
シリコンスプレーも洗剤も塗ったあと、しばらく経っても乾きません。ベタつくのでティッシュで拭ってからシーラントを絞りました。
乾燥後、剥がしてみると…
- 中性洗剤を離型剤の代用にしたとき
→おもしろいくらいポロッと取れる。 - シリコンスプレーを離型剤の代用にしたとき
→ペリッと剥がれる。 - 離型剤なし
→がんばれば剥がせる。
離型剤なしでも剥がすことは可能ですが、シリコンスプレーよりも洗剤のほうがさらに効果は高いようです。
離型剤なしでも そこそこ剥がれるところをみると、サーフェイサー=合成樹脂(アクリル)とシリコンシーラントはそもそもくっつきにくいようです。原型に洗剤を塗ったときのベタつきを考えると、今回の顔面の型取りの離型剤にはシリコンスプレーを採用しようかなと思います。
シリコンスプレーをかけて型取りの準備
というわけで、早速シリコンスプレーを吹き付けました。
いつも勘に頼っているシリコンシーラントと片栗粉の分量ですが、キッチンスケールを使って計量してみましょう。シリコンシーラントと片栗粉の混合割合を調べてみようと思います。
…が、長くなってしまうので(キリも悪くなりそうなので)今回はここまで。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!