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こんにちは、しゅっです!
今回は、ちょこんと可愛く しゃがんでいるポーズを作りたいと思っています。
が、しかし!
完成イメージを絵にすると…
ヒドイありさまです。正直、まともなポーズの人形が作れる気がしない…。
そう、しゃがんだポーズを描く(立体造形にする)のはとても難しいのです。
人形作りに入る前に、自然なしゃがんだポーズを表現するためのコツを研究しましょう。
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しゃがんだポーズを描く(造形する)時のポイント
姿見の前で何度もしゃがんでみるアラフォー女子(笑)
- 背中から腰にかけて丸く、背中と腰の境目あたりが一番とびだしている
- 膝を閉じてしゃがむと少し かかとが浮く
ヤンキーよろしく大股びらきでしゃがみこむと かかとがペタッと地面につきますが、膝を閉じていると 踵は地面につきません(でした、私の場合は。)
幼児も結構ペターっと かかとをつけて しゃがんでる気がしますね。やわらかいのかな。
- 見上げた時の首の長さも重要です。
- 目線を上げれば上げるほど、首の前側は長くなり、首の後ろ側は短くなる
うっかりすると、首が妙に長いなんてことに。
なんとなくわかってきたところで、さっそく作業にとりかかりましょう!
和紙を用意して人形作りにとりかかる
今回使用する和紙は4種類です。
左側から、髪の毛用の雲竜紙、洋服用の墨黒グラデーション、スカーフ用の燃える夕日みたいな紅、キャメルの靴。
まずは頭から作ります。
目安は3〜4等身。頭の大きさが決まれば、必然的に胴の長さも定まってきます。
猫背。
頭と胴体のサイズが決まれば、足の大きさや長さも決まってきて、さらには腕の長さも芋づる式に決まります。
最初から肘と膝を曲げた状態の手足を作ると、各部位の長さの狂いが分かりにくくなるので真っ直ぐにしました。
手足、胴体の長さが正しいことを確認してから、肘・膝を曲げます。
足首や足の指の付け根の関節も意識して。
スカルピーやエポキシパテなら初めから膝を曲げた状態の脚を作るしかありませんが、和紙なら膝の曲げ伸ばしが自由。和紙は扱いやすいです。
手足を胴体にくっつけました。
服を着せたり、髪を貼ったりしながら随時ポーズを調整していきます。
最後に尻尾を生やします。
足裏と尻尾の3点で支えるので、しゃがみポーズの重心が取れていなくても自立はしますが、真横から見て入念に重心をチェック。
しゃがんだポーズの和紙人形が完成
長毛種の猫ちゃんっぽいイメージで、無造作ヘアにしてみました。尻尾も少しフサフサしています。
当初の計画ではネコみみ・ひげ・しっぽ予定だったのですが、終盤にはひげをつけるのを完全に失念。
リベンジでもう一人製作してみました。
一旦はネコひげをつけてみたものの、やっぱりないほうがいいや、となって引っこ抜きました。
なにやってんだか(笑)