和紙人形|ミニチュアドール【肌ツヤ・瞳・眉を貼る】

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こんにちは、しゅっです!

最近、娘(6才)の長かった髪の毛をバッサリと短く切りました。

我ながら素人なりになかなかの出来栄え。ちびまる子ちゃんも羨望の眼差しを向けること請け合いです。

というわけで今回作るのは、青い目・赤毛・おかっぱ頭の女の子。

作り始める前の構想と、実際に完成する作品とは、たいてい違う仕上がりになるので どこまで予定通りにできるかは神のみぞ…

それではスタート〜!

顔パーツのバランスを変えてみた

前回作った子の顔は、マンガのキャラクターの顔をバランスよく描くときの一般的な比率を意識して立体化しました。

顔の輪郭はタマゴの形、目の位置は頭のてっぺんから顎の先の高さの中心だったり、鼻の位置は目の高さと顎の先の中心だとか、左右の目と口を結ぶ三角形は正三角形だと良い、みたいな基本バランス。
出来はさておき お手本にしてました(汗)

いわゆる整った顔を目標にしていましたが、今回はバランスを崩してデフォルメ気味な顔を目指してみました。

顔パーツのバランス図解

目の位置を低く、左右の目の間隔は広め、顔の輪郭は四角っぽく。

なんだか愛嬌があって表情豊かに作れる気がしてきました!

イキイキした表情をつくる

今回製作する子は、ニッコリ上目遣いの女の子。

新聞紙と和紙でお面の形になっている顔を作ったら、まずはベースの肌の色を塗ります。
次に、頬と鼻の頭、唇に赤みをつけて血色の良い顔色に。
最後に、顔の裏側から瞳を取り付けます。

顔ができていく過程

言わずもがな全ての作業の中で、この工程が一番楽しい!!!

ちなみに瞳の色は、ゴールデンアクリリックスのターコイズ(フタロ)とローアンバーの混色。

瞳を製作中

レジン初挑戦だった前回、目の表面をコーティングしているレジンの厚さが分厚く不均一だったので、

レジンの入った容器のノズルから直接垂らしましたからね、そりゃ液が溜まったところだけ分厚くなります…

今回は、少量のレジンをつまようじで塗り広げる戦法に変えたので、薄く均一にコーティングできて とても綺麗です。

失敗は成功のもと!!!


眉毛を貼る

顔の最終工程は眉毛。

和紙をちぎった時に出てくる紙の繊維を何本かまとめたものです。こまかすぎて油断するとすぐ行方不明になる厄介なパーツです。

眉毛用の和紙の大きさ

眉毛を絵の具で描いてみたりもしましたが、厚みがなく物足りなくてやめました。

和紙を貼るのは筆で描くよりコントロールするのが難しいですが、思いもよらないイイ形に仕上がったりもします。偶然の産物的なところも◎

それに、ボンドが乾くまでは位置や形を調整しまくれるので、これまた好都合。

眉毛を貼って完成した顔

和紙の繊維数本分の厚みが結構いい仕事してます。

ボディをつくる

顔が完成したので徐々にボディと髪の毛を少しずつ進めます。

頭パーツとボディパーツを別々に完成させて最後に合体させようかな〜と思ったのですが、ヤメました。

別々に作ってくっつけると自然な立ち姿にするのが難しいので、顔が完成したこの段階で首をつなげてみました。

足裏の磁石の角度を固定中

画像は、和紙とボンドで足の角度を固定しているところ。足裏には小さい磁石を仕込みます。

ボディの白いところは、ダイソーの軽量粘土で肉付けしてあります。

乾かしている間に、腕を作ります。

腕を作る

この後はスカート→ 靴→ 髪の毛→ 上半身の洋服→ 腕の固定、のような順番で作ります。

小鳥2羽

黄色い小鳥を2羽。
1羽は頭の上に乗っけます。ゆえの上目遣い。

完成

他に作っているネコちゃんと一緒にパチリ。

これで おかっぱの女の子は完成です。

できあがり

おとぎ話にでてくるような、ほわっとした女の子を目指しました。パクったと思われない程度に不思議の国のアリスを意識して。
パクリではなくてインスパイアです(笑)

和紙人形ミニチュアドール

赤毛で青い目の女の子。どこに立っているかと想像すると、、、やはり森の中でしょうか。
ワンピースのスカートのボリューム感を出すのに苦労しました。

黄色の小鳥と緑のワンピース。

配色は、赤(髪の毛)・青(瞳)・緑(洋服)・黄(小鳥)を組み合わせてバランスをとりました。
貼り絵の立体バージョンみたいな感じです。和紙の繊細なグラデーションが難しくもあり、面白くもあり。

最後までお読みくださりありがとうございました!

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