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こんにちは、しゅっです!
今回は、地味に凝りはじめた紙のミニチュアドールの瞳にスポットを当ててみます。
小さなドールなので、その瞳は3ミリくらい。
時間が経っても変色しにくいUV-LEDレジンを使って、改めて瞳を作る方法を考え直してみました。
製作過程を画像多めで解説しているので ぜひ読んでみてください。
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前回作った瞳、改善したいところは
まずは瞳から。
前回製作時は若干の課題を残しつつだったので、そこらあたりを深掘りします。
前回瞳の表面をクリアコーティングするために使ったのが、経年劣化で黄変しなさそうなタミヤカラーのクリアー。
問題点は3つ。
- 乾くのに丸一日かかる。待ち遠しい。
- 硬化後も、あまり固くならない。後の作業で瞳に傷ができてしまう。(そもそも用途外だし厚塗りしすぎかも?)
- 球面にしたいけど、わりと平面。なので瞳が眼窩の奥に入ってしまう。
そこで今回は、作り方を一から見直して、ドールアイ製作では定番のレジンを使った方法を試してみることにしました。
瞳の作り方(改訂版)
用意したのは、白い和紙とヤスリ。
ヤスリと書きましたが、使うのはグリップの部分。たまたま眼球のカーブを再現するのにちょうど良い丸みだっただけです。太さはだいたい直径4ミリくらい。
ちぎった和紙の大きさは適当。
グリップの丸いところが覆い隠せるくらいの大きさ。
球面になっているところに和紙を当てて、表面にボンドを塗り乾かします。
アクリル絵の具のホワイトで白目のところを塗って、乾燥。
今回は茶色っぽい目にしたいので、アクリル絵の具はローアンバーを使っています。
ちょっと色が薄すぎない?ってくらいの色合いになるように、水で薄めて描きます。乾燥すると輪郭が濃く、中心が薄くグラデーションになるのでちょうどよくなります。
顔料が輪郭に取り残されてる感じ、表面張力?が関係あるとかないとか。分からないけど。
黒で瞳孔を描きます。しくじったら、速攻ティッシュで拭き取ります。キレイに拭き取れたらラッキーですが、汚れがとれなかったらSTEP.1からやり直し…。
虹彩と瞳孔、納得いくまで描いていたら2時間が経過。
乾かしたらいよいよアレの出番!!
ジャジャーン!月の雫!!!
レジンの中でも経年変色の少ないと評判の『月の雫』。
初めてのレジン。胸高鳴ります(笑)
この雫シリーズは、『月の雫』『星の雫』『太陽の雫』の3種類があり、さらに『星の雫』は、硬化後の硬さがハード・ソフト・グミーの3タイプから選べます。
ソフトとグミーはすでに廃盤になったようですが、今のところ楽天やヤフーで買えるみたいです。
調べていくうちにだんだん何の雫なんだか こんがらがってきますが、透明度の高さ、シワになりにくい、変色しにくいといった評判をふまえて『月の雫』を選んでみました。
ノズルから直接!が、正しいのかどうか分かりません。今思えば、つまようじの先で塗ったほうがよかったような気はしてます。
しばしベランダに放置し硬化。
できました!絶妙なリアルさ!ちょっと怖い!
硬化した表面は、ほんとにカッチカチでガラスみたいです。
さっそく、瞳を顔パーツにセットしてみました。
いい感じです。
両目入れると…
イキイキしてます。
前回作ったやつより断然艶っぽくて澄んだ瞳になりました♪
完成披露
身長が約6センチ、ほぼ新聞と和紙でできたミニチュアドールです。
足の裏に小さな磁石が入っているので、缶詰にくっついて自立しています。
イスは新聞紙を細く丸めたものを組み立てて作りました。
タンポポみたいな色の帽子が一番のお気に入りです。
洋服のシワをどこまで細かく再現するかで結構悩みました。
あまりリアルでも不自然だし、そもそも難しくて作れそうもない…。
主にヒジを曲げた時のシワだけいれることにしました。しかもやんわりと。
髪型や服装が自由に作れるのでいろんなパターンを作りたいです。
金髪にくるぶし丈のダボっとしたズボンとか。(← 東京リベンジャーズにハマっている筆者)
次回は、ドールヘアを作るところをレポートします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!